お役立ちコラム
浴室リフォームをご検討中の方必見!ユニットバスメーカーの選び方と特徴
ユニットバスとは、あらかじめ浴槽・浴室の天井・壁・床といったパーツがセットで製造されており、それらのパーツを施工現場で組み立てる浴室のことです。
もう少し簡単に説明すると、【浴槽・天井・壁・床】が一体化している浴室ということです!(^^)!
ユニットバスは工事期間の短縮やコストを抑えることができるのがメリットです。
また、【ユニットバス】と【システムバス】を別物と思っている方も多いようですが、ユニットバスとシステムバスはほとんど同じものとして扱われています。
最新ユニットバスのメリットは?
1.浴室のお手入れがラクになる
浴室で厄介な、水垢、カビ、結露の発生、排水溝の掃除。これらの汚れがついてしまうと、きれいに落とすのに手間がかかりますが、システムバスにすることでお手入れが楽になります。最新のシステムバスの素材は、防水性、防汚性に優れ、浴槽や排水溝などの清掃が楽になる工夫が凝らされているのです。
2.断熱性・保温性に優れている
システムバスに使われる素材は防水性が高く、床、壁、天井などのつなぎ目が一体となっているのが特徴です。
つなぎ目がないため、水漏れの可能性は低くなります。また、断熱性、保温性にも優れており、ヒートショックなど急激な温度差による身体への影響が少ないのでおすすめです。
3.在来工法に比べて工期が短い
浴室をリフォームする際、在来工法とユニットバスの2つの導入方法があります。
在来工法とは、現場で一から作り上げる方法。ユニットバスは、工場で作られたパーツを現場で組み立てる方法です。在来工法とユニットバスのリフォームにかかる工期を比べると、作業量が少ないユニットバスのほうが早く完成します。
そのため、早く自宅のお風呂が使えるようになり、銭湯代などの費用が抑えられる ・工期が短い分、人件費が抑えられるなどのメリットがあります!
ユニットバスメーカーを選ぶ時のポイント
1.住まいにあったユニットバスの取り扱いがあるか
ユニットバスには、戸建て用とマンション用の商品があります。マンション用のユニットバスは取り扱いしているメーカーが少ないので注意が必要です。
マンション住みの方は【マンション用】や【リモデルバス】と記載されている商品を選らびましょう。
また、戸建て住みの方は、窓の大きさ・位置に注意が必要です。ユニットバスの窓の大きさや制約があることが多く、既存の浴室窓が大きい場合は制約に合わせる必要があります。
2.今の浴室にあったサイズを確認する
ユニットバスリフォームでは、大きな工事を避けるために、既存の浴室と同じサイズのユニットバスを選ぶのが一般的です。メーカーごとに扱うサイズが異なる為、まずはご自宅の浴室のサイズを把握しておきましょう。
ユニットバスのサイズ表記は全メーカーで共通しており、奥行きと間口の寸法で決まります。
3.こだわりにあった機能があるか確認
メーカーによってユニットバスの特徴や機能はさまざまです。メーカー独自で開発している機能も多いため、どんな機能が必要なのかを書き出してみましょう。
「掃除のしやすさを重視するのか?」「快適さにとことんこだわりたいのか?」「高齢者も安心して使用できる浴室にしたいのか?」などを、考えてみましょう。
こだわりたい部分が決まったら、それを叶えることができるメーカーに絞ることができます。
各メーカーユニットバスの特徴
ここからは、当社おすすめのユニットバスメーカーを比較しながらご紹介します!(^^)!
今回比較するメーカーは【LIXIL】【TOTO】【Takarastandard】の3社を比較してみました!
LIXILユニットバスの特徴
LIXILは、総合住宅設備メーカーでは最大手となる企業です。2011年にトステム、INAX 、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの5社が統合して誕生したという経緯があります。そのためショールームの数も多く、製品を実際に見やすいのもメリットです。LIXILではユニットバスの他、キッチンやトイレ、洗面台、建材など幅広い商品を手掛けています。そのため住宅丸ごとコーディネートすることも可能で、フルリフォームで採用される方も多いです。
LIXILのユニットバスは、戸建住宅向け、マンション・集合住宅向け、ホテル・非住宅向けといったラインナップになっています。様々なサイズや機能が揃っているので、リフォーム対応もばっちりです。
特徴1. キレイサーモフロア
床の表面が油を弾く特殊加工でできていますので、汚れの原因となっている皮脂汚れ(油分)が落としやすくなっています。床面はスポンジが溝の奥まで届きやすい形状になっていますので、浴室の掃除がラクになります。
さらに、独自の中空バルーンを含む断熱層が、足裏から奪われる熱を最小限に抑えるので冬でも冷たさを感じにくくなっています。
詳細はこちら▶キレイサーモフロア
特徴2. サーモバスS
浴槽保温材と保温組フタの「ダブル保温」構造で、4時間後でも温度が2.5℃しか下がらないようになっています。お湯が冷めにくくなっていますので、入浴時間の異なるご家族でも時間を気にせず入浴できます。
詳細はこちら▶サーモバスS
特徴3.まる洗いカウンター
カウンターはまるごと壁から外せるので裏もピカピカに。洗いにくい壁や床もラクな姿勢で洗えます。
詳細はこちら▶まる洗いカウンター
TOTOユニットバスの特徴
TOTOは、浴室やトイレ、システムキッチンといった水廻りの住宅総合機器メーカーです。
ユニットバスの分野においては「LIXIL」とならぶ大手メーカーとして位置づけられており、国内のユニットバスメーカーのなかでもトップシェアを誇ります。
高い知名度とシェア率を誇るTOTOは、1960年代からユニットバスを開発・販売しており、国内におけるユニットバスの先駆け的存在とされています。
人間工学に基づいたデザインのリラックスできるデザインの浴槽や高い耐久性、使われている素材の品質の高さなどには定評があり、ユーザーからの評価も高いです。
特徴1.お掃除ラクラクほっカラリ床
床の内側にやわらかクッションをぎゅっ!一度使うと忘れられないやわらかさ。お風呂場での転倒などによる怪我を軽減する効果が期待できます。
また、従来の床と違い、W断熱クッション層があるので、冬場の一歩目もヒヤッとしません。
詳細はこちら▶お掃除ラクラクほっカラリ床
特徴2.魔法びん浴槽
断熱構造でずっとあったか。4時間後の温度低下をわずか2.5℃以内に抑えます。
帰宅が遅くなってもすぐに温かいおふろに入れます。
また、「魔法びん浴槽」は翌朝でもぬるま湯の状態を保つことができます。
これは生地を傷めにくく洗剤の力を引き出すといわれる、洗濯にピッタリの温度。温かい残り湯で洗濯をすれば節水にもなりますね!
詳細はこちら▶魔法びん浴槽
特徴3.床ワイパー洗浄
お風呂に入った時、床面の水垢や皮脂のザラザラ・ぬめりで、気持ち悪い思いをした経験がある人は多いのではないでしょうか。そのような時に活躍してくれるのが「床ワイパー洗浄」です。
1ヵ月に1回、洗剤を補充することで、床面の洗浄ノズルからシャワー状に浴槽を自動洗浄し、除菌水によって床を綺麗にしてくれます。
詳細はこちら▶床ワイパー洗浄
Takarastandardユニットバスの特徴
タカラスタンダードのユニットバス(システムバス)は、独自のホーロー素材を浴槽だけでなく、壁や床にも採用し、美しさ・耐久性・保温性、そしてお手入れのしやすさを実現させた、非常に人気の高い浴室です。
また、梁や柱が飛び出ているような在来工法のお風呂でも、ぴったりサイズで施工できるのもタカラスタンダードの浴室の大きな特徴です。
特徴1.ぴったりサイズ
リフォームをすると、元あったユニットバスよりも狭くなってしまうという常識をくつがえす、「ぴったりサイズ」が大きな特徴です。
通常のリフォームの場合、浴室スペースよりも小さい規格のユニットバスを設置するので、どうしても無駄になるスペースが生まれます。
しかしサイズのバリエーションは1300通りもあり、狭くても広くても、邪魔な障害物をよけながらでも、ぴったりの面積に設置が可能です。
詳細はこちら▶ぴったりサイズ
特徴2.ホーロークリーン浴室パネル
耐久性と清潔さに優れた「高品位ホーロー」を使用しています。
普段のお掃除は、入浴後にシャワーで流すだけで済むところが驚きです。汚れにくさも特徴ですが、湯あかで汚れてもスポンジでサッと拭き取れます。
また、デッキブラシなどで強くこすってしまっても、丈夫なので傷が付きにくいです。
ベースが金属なので、マグネットを使用して収納用のカゴなどを自由に取り付けることができます。
詳細はこちら▶ホーロークリーン浴室パネル
特徴3.耐震システムバス
通常のユニットバスは、数本のボルト脚で支えられています。
これに対し、タカラスタンダードでは「フレーム架台」を採用し、広い設置面積で浴室の重量をがっちり支えます。
タカラスタンダードが行った振動実験装置での実験では、震度6相当の揺れを1分間以上耐えることができました。
使用されている「ホーロー浴室パネル」は、壁パネル同士を金具で固定しているので、地震の振動や長期間の使用にも高い耐久力を発揮します。
詳細はこちら▶耐震システムバス
まとめ
機能性やデザイン性、掃除のしやすさといった観点から、どのような性能を重視するかによって、最適な商品が変わります。
失敗しないお風呂リフォームのためにユニットバスメーカーそれぞれの特徴を踏まえ、ご自身に合った商品を選びましょう。