雪害を防ぐ！屋根の雪止め金具の後付けリフォーム

雪止め金具とは？

雪止め金具は、屋根に積もった雪が落ちないようにするための金具で、さまざまな素材や形があります。

取り付けていなくても、後付けで取り付けることができます！

雪止めを設置する際は、地域や屋根の種類、降雪量などに応じて適切なものを選ぶことが大切です。

種類については、雪止め金具の種類は？で紹介していますので、是非参考にしてください♪

雪止め金具のメリット

雪止め金具は、屋根に積もった雪が一気に落ちてくるのを防いでくれます。
雪止め金具の効果は、事故の防止だけではありません！

雨どいの破損や、カーポートや車の破損、 屋根の破損を防止してくれます。
実際に、大雪の年に雪害で倉庫が破損したため、マツヤで倉庫の屋根をリフォームした事例もあります。

大雪の備えとしても、落雪対策をすると被害を防ぐことが出来ますね。

＞【米子市】雪害で破損した倉庫を取替しました

また、雪止め金具がないと雨漏りのリスクにつながる可能性があります。
雨樋や屋根の先端部分に雪が溜まって、それが凍結すると、屋根全体に水分が浸み込んでしまい、雨漏りのリスクが高まります。
雨漏りから屋根を守るためにも、雪止めの設置は大切です。

雪止め金具のデメリット

雪止めの後付けは、誤って屋根を破損しまったり、施工が適切でないと雨漏りの原因になる可能性があります。

こういったトラブルを避けるためにも施工実績のある業者に依頼するのがおすすめです。

雪止め金具の種類は？

雪止め金具の種類は、扇型、羽根つき、アングルや雪止めネットなどが一般的です。

それぞれの形状には特徴があり、屋根材の種類や設置目的に応じて最適なものを選ぶことが重要です。

正しい雪止め金具を選ぶことで、屋根や建物への負担を軽減し、落雪を防ぐことができます。

設置の際には、プロの業者に、雪止め金具はどれをつけたらいいか？相談して取り付けてもらうことで、より安心して雪に備えることが出来ます！！

扇型雪止め

扇形の雪止めは、扇のような末広がりの形状をしています。シンプルな形状で目立ちにくいのが特徴です。

ただし、金具同士の間に隙間ができるため、落雪予防の効果はほかの種類に比べて低めです。

降雪量が少ない地域で、念のため雪止めを設置したい場合や、景観を損なわないようにしたい場合におすすめです。

羽根付き雪止め

羽根付き雪止めは、鳥の羽を広げたような形状をしています。
羽根つき雪止めは、扇形とアングルの中間くらいの落雪効果があります。
取付は、屋根材ごとに適切な部材と方法で行います。（たとえば、横葺き板金屋根にはクリップで留め、縦葺き板金屋根にはボルトで締めて設置します。）

アングル雪止め

アングル雪止めとは、L字型の棒状の金具を連結させて屋根に対して横向きに設置する雪止め金具です。

金具同士の隙間がないため、扇型や羽根付き型の雪止め金具より、高い落雪予防効果を発揮します。

雪止めネット

屋根の軒先に設置して雪が落下するのを防ぐネット状の建材です。

屋根に積もった雪をネットの摩擦力でゆっくりと自然に落とせます！

ネットタイプは、広い範囲の雪を受け止められますが、さらに落雪のリスクを減らすには高さのあるタイプを選んだり、雪止め金具との併用もおすすめします。

雪止めの設置でご近所トラブルを防ぐ

雪止めの設置は法律で義務付けられていませんが、民法218条では「土地の所有者は、直接に雨水を隣地に注ぐ構造の屋根その他の工作物を設けてはならない」と定められています。

 

「隣の屋根の雪や雨が落ちてしまう」「隣の屋根へ雪がおちてしまって、カーポートや屋根が破損した」といった、ご近所トラブルを避けるためにも、雪止めの設置は予防手段のひとつになります。

まとめ

雪止め金具の効果

雪止め金具は、屋根に積もった雪が一気に落ちるのを防ぎ、屋根や雨樋、歩行者、隣家への被害を最小限に抑えることができます。実際に、過去には大雪で倉庫の屋根が破損するなどの被害が発生し、マツヤで倉庫屋根のリフォームを行った事例もあります。

雪止め金具の種類

雪止め金具の種類としては、扇型、羽根付き、アングル型、そして雪止めネットなどがあります。
地域や屋根の種類に合わせて設置することで、効果的に落雪を防ぐことが出来ます。
雪止め設置の際には、信頼できるプロに依頼し、「雪止め金具はどれをつけたらいいのか」相談することをおすすめします！

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