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米子市で使える‼『子育てグリーン住宅支援事業』

米子市で使える‼『子育てグリーン住宅支援事業』

2025年3月下旬より、子育てグリーン住宅支援事業の申請受付が開始予定です。
今回の補助金は、世帯区分による補助金の差がなく、条件を満たせば全世帯共通の補助額を受けることができます。
本記事では、対象リフォーム、補助金額、申請期間などについて解説します。
補助金を利用したリフォームを検討している方はぜひチェックしてみてください!

「子育てグリーン住宅支援事業」とは?

子育てグリーン住宅支援事業とは、省エネ性の高い住宅の新築や省エネリフォーム等に対する補助金制度です。

2024年度は子育てエコホーム支援事業が実施されていましたが、2025年度の後継事業として子育てグリーン住宅支援事業が閣議決定されました。

こちらの補助金は2025年12月末まで実施予定ですが、予算上限に達すると早めに終了することも。過去の制度は非常に人気が高く、期限前に終了してしまうケースが多かったため、リフォームを検討している方は早めに動き出しましょう。

 

「子育てグリーン住宅支援事業」は子育て世帯以外も申請できる?

本制度は「子育てグリーン住宅支援事業」という名称ですが、子育て世帯でなくても申請できます。
「子育てエコホーム支援事業」では、「子育て・若者夫婦世帯」と「その他の世帯」という区分が設定されており、補助上限額も「子育て・若者夫婦世帯」の方が良かったのですが、子育てグリーン住宅支援事業では世帯区分による補助額の差がなくなり、条件を満たせば全世帯共通の補助額となりました。

その結果、子育て世帯ではない場合でも、リフォームの際に最大60万円/戸の補助を受けることができます。

 

必須工事

補助額

 ①開口部の断熱改修

 ②躯体の断熱改修

 ③エコ住宅設備の設置の

    全てを実施する場合

補助上限

60万円/戸

 ①開口部の断熱改修

 ②躯体の断熱改修

 ③エコ住宅設備の設置のうち

    いずれか2種実施する場合

補助上限

40万円/戸

 

「子育てグリーン住宅支援事業」の対象リフォームと補助金額

下記3種類の省エネ改修(①開口部の断熱改修、②躯体の断熱改修、③エコ住宅設備の設置)のうち2種類以上を実施することが条件となっています。

工事内容ひとつひとつに対して補助金額が定められており、リフォームの内容に合わせて加算されていく仕組み。省エネ改修を3種類すべて実施するか、2種類実施するかで、最大で受けられる補助金額が変わります。

 




  ① 開口部の断熱改修
  ② 躯体の断熱改修
  ③ エコ住宅設備の設置



  ④ 子育て対応改修
  ⑤ バリアフリー改修
  ⑥ 防災性向上改修
  ⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置工事 等
  ⑧ リフォーム瑕疵保険等への加入

 

 

注意!!水廻りリフォームのみでの利用が不可

2024年度の子育てエコホーム支援事業では必須工事1つの実施でよかったため、システムバスやシステムキッチンなどのエコ住宅設備のみのリフォームでも申請が可能でした。しかし、子育てグリーン住宅支援事業では必須工事を2種類以上実施しなければならないため、水廻り単独でのリフォームは対象とならず、開口部または躯体の断熱改修とのセットでの工事が必須です。

【必須工事】① 開口部の断熱改修

窓や玄関などの開口部分を、一定の基準を満たした断熱性能のある製品に交換、設置するリフォームが対象とされます。

補助金額は次のとおりです。

 

リフォーム
部位
サイズと補助金額

 内

 窓

 設

 置

【小:0.2㎡以上、1.6㎡未満】    

   11,000円/箇所

 

【中:1.6㎡以上、2.8㎡未満】  

   13,500円/箇所

 

【大:2.8㎡以上】       

     17,000円/箇所

 外

 窓

 交

 換

【小:0.2㎡以上、1.6㎡未満】    

   22,000円/箇所

 

【中:1.6㎡以上、2.8㎡未満】   

   27,000円/箇所

 

【大:2.8㎡以上】

    34,000円/箇所

 ガ

 ラ

 ス

 交

 換

【小:0.1㎡以上、0.8㎡未満】
    4,000円/枚

 

【中:0.8㎡以上、1.4㎡未満】    

    10,000円/枚

 

【大:1.4㎡以上】           

    14,000円/枚

 ド

 ア

 交

 換

【小:開戸:1.0㎡以上、1.8㎡未満】 

   43,000円/箇所

 

【大:開戸:1.8㎡以上】 

      49,000円/箇所

 

【小:引戸:1.0㎡以上、3.0㎡未満】  

   43,000円/箇所

 

【大:引戸:3.0㎡以上】
     49,000円/箇所

 

【必須工事】② 躯体の断熱改修

外壁、屋根、天井、床と住宅の構造箇所に、対象の断熱材を用いてリフォームをする際は補助対象となります。

(※リフォーム後の断熱基準がZEHレベルであること。)

 

リフォーム

部位

補助金額
 外壁  169,000円/戸

(部分断熱の場合は、84,000円/戸)

 屋根

 天井

 60,000円/戸

(部分断熱の場合は、30,000円/戸)

 床  105,000円/戸
(部分断熱の場合は、52,000円/戸)

 

 

【必須工事】③ エコ住宅設備の設置

太陽熱利用システムや節水機能が高い洋式トイレ、高断熱浴槽など省エネ効果の高い住宅設備の導入も補助対象とされています。

 

設置する設備 補助金額
 太陽熱利用システム  30,000円/戸
 節水型トイレ  掃除しやすい機能を有するもの

 23,000円/台

 上記以外

 21,000円/台

 高断熱浴槽  32,000円/戸
 高効率給湯器  30,000円/戸
 節湯水栓  6,000円/台
 蓄電池  64,000円/戸

 

【任意工事】④ 子育て対応改修

子育て対応改修には次の工事が該当します。

  •  家事負担軽減の工事
  •  防犯性向上の工事
  • 生活騒音対策の工事
  • 対面キッチン化の工事

対面キッチン化以外は、事務局に登録された型番の製品を使用した工事のみが対象になります。

 

 

■ 家事負担の軽減に資する設備の設置

 掃除のしやすいレンジフードや食洗機など、家事がラクになる機器の設置が補助対象です。

 

設置する設備 補助金額
 宅配ボックス  11,000円/戸
 11,000円/ボックス(※1)
(共用の場合)
 掃除しやすいレンジフード  13,000円/戸(※2)
 ビルトイン自動調理対応コンロ  15,000円/戸(※2)
 ビルトイン食器洗機  25,000円/戸
 浴室乾燥機  23,000円/戸

(※1) 例えば、1つの宅配ボックスに4つのボックスが設置されている場合の補助額は44,000円となります。
(※2) 「キッチンセットの交換を伴う対面化改修」で補助金が交付される場合は補助の対象となりません。

 

 

■ 防犯性の向上に資する開口部の改修

防犯性向上の工事は、外窓交換とドア交換が対象です。

 

施工内容 大きさ区分/補助金額
 外窓交換

【小】22,000円/箇所

【中】26,000円/箇所

【大】37,000円/箇所

 ドア交換

【小】38,000円/箇所

【大】53,000円/箇所

 

 

■ 生活騒音への配慮に資する開口部の改修

生活騒音対策として、ドアや窓などの開口部の改修が補助対象になります。

 

施工

内容

大きさ区分/補助金額

 ガ

 ラ

 ス

 交

 換

【小:0.1㎡以上、0.8㎡未満】

     3,000円/枚

 

【中:0.8㎡以上、1.4㎡未満】

       8,000円/枚

 

【大:1.4㎡以上】

     11,000円/枚

 内

 窓

 設

 置

【小:0.2㎡以上、1.6㎡未満】 

    8,500円/箇所

 

【中:1.6㎡以上、2.8㎡未満】 

       10,000円/箇所

 

【大:2.8㎡以上】  

     12,500円/箇所

 外

 窓

 交

 換

【小:0.2㎡以上、1.6㎡未満】 

       17,000円/箇所

 

【中:1.6㎡以上、2.8㎡未満】

     20,000円/箇所

 

【大:2.8㎡以上】  

    25,000円/箇所

 ド

 ア

 設

 置

【小:開戸:1.0㎡以上、1.8㎡未満】 

   32,000円/箇所

 

【大:開戸:1.8㎡以上】     

       36,000円/箇所

 

【小:引戸:1.0㎡以上、3.0㎡未満】 

   32,000円/箇所

 

【大:引戸:3.0㎡以上】      

     36,000円/箇所

 

 

 

■ キッチンセットの交換を伴う対面化改修

既存のキッチンを対面キッチンに変更する工事も補助対象になります。
ただし、元々対面キッチンだったものを新しく交換する工事や、壁付けキッチンをそのまま移設して対面化する工事は対象外です。

 

施工内容 補助金額
 対面キッチン化の工事  91,000円/戸

※本項目補助金の交付を受ける住宅は、「家事負担の軽減に資する設備の設置」の「掃除しやすいレンジフード」及び「ビルトイン自動調理対応コンロ」について補助を受けることはできません。

 

【任意工事】⑤ 防災性向上改修

防災性向上改修では、ガラス交換や外窓交換リフォームが補助対象になります。
こちらは事務局に登録された型番の製品を使用する必要があります。

 

施工

内容

大きさ区分/補助金額

 ガ

 ラ

 ス

 交

 換

【小】0.1㎡以上、0.8㎡未満     

    7,000円/枚

 

【中】0.8㎡以上、1.4㎡未満         

     12,000円/枚

 

【大】1.4㎡以上         

     18,000円/枚

 外

 窓

 交

 換

【小】0.2㎡以上、1.6㎡未満    

      16,000円/箇所

 

【中】1.6㎡以上、2.8㎡未満   

             27,000円/箇所

 

【大】2.8㎡以上         

             41,000円/箇所

【任意工事】⑥ バリアフリー改修

介護を目的としたリフォームをする場合、補助対象の工事内容であれば必須工事とあわせて補助金の申請が可能です。

 

施工内容 補助金額
 手すり設置  6,000円/戸
 段差解消  7,000円/戸
 衝撃緩和畳の設置  21,000円/戸
 廊下幅などの拡張  28,000円/戸

 

【任意工事】⑦ 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置

設置するエアコンの冷房能力に応じて補助金額が異なります。
こちらも同事業の事務局に登録された型番の製品を使用する必要があります。

 

エアコンの冷房能力 補助金額
 2.2kW以下  20,000円/台
 2.2kW超〜3.6kW未満  24,000円/台
 3.6kW以上  27,000円/台

 

【任意工事】⑧ リフォーム瑕疵保険等への加入

リフォーム瑕疵保険への加入も補助対象になります。

 

内容 補助金額
 リフォーム瑕疵保険等への加入  7,000円/契約

 

 

 

「子育てグリーン住宅支援事業」の申請期間

 

交付申請期間

2025年3月下旬~2025年12月31日(予算に達し次第終了)

※ 交付申請は原則工事完了後に行います。
※ 対象となる工事は2024年11月22日以降に着手したものに限ります。

予算上限に達して終了する恐れがあるため、早めの申請や「交付申請の予約(※)」をおすすめします。

 

 

(※)交付申請の予約

予約申請期間:2025年3月下旬~順次(予定)

工事着工後であれば「交付申請の予約」を行うことが可能です。
予約をすることで、一定期間補助金を確保できます。

 

「子育てグリーン住宅支援事業」の申請方法

「子育てグリーン住宅支援事業」の申請は、工事を請け負う施工業者が代行してくれます。
施工業者は交付された補助金を工事発注者に還元することになります。

 

①リフォーム工事請負契約などの締結

② リフォーム工事着手

③ 予約申請(交付申請の予約をする場合)

④ リフォーム工事完了

⑤ 交付申請

⑥ 交付決定

⑦ 補助金の交付

 

住宅再生工房マツヤでは、2022年、2023年、2024年と多数のリフォームで補助金申請をサポートさせていただいております。現在計画中のリフォームで対象になるか?補助金を利用するにはどんなリフォーム計画を立てればいいか?など、補助金に精通したスタッフが対応いたしますので、お気軽にご相談ください!

 

 

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