S様邸鋼製建具リフォーム
- 施工内容
- カバー工法による玄関ドア取替、内窓取付
- お客様名
- S様
- 施工費用
- 1,770,000円
- 施工期間
- 1日
S様は夏ごろには窓断熱の工事を検討されていたそうですが、なかなか腰が重くご相談をいただけたのは11月の半ばになってからでした。
補助金の活用でお得にリフォームしたいとお考えになってはいたものの、【住宅省エネ2023キャンペーン】では既に『こどもエコすまい支援事業』の予算額が上限に達しており終了していましたし、『先進的窓リノベ事業』の補助金申請額の割合も80%を超えており、駆け込み需要があれば商品の納品を待っている間にいつ終わってしまうかも分からない状態でした。
しかし、後継事業が閣議決定されたことなど情報収集をしっかり行い、万が一今回の補助事業には間に合わなかったとしても、来年度の補助事業を活用できる旨を説明しご理解いただいたことで、ご依頼を頂ける運びとなりました。
LIXIL製品の『インプラス』という商品名の内窓の取付です。
玄関ドアはLIXIL製品の『リシェント』を今あるドア枠に取付しました。
玄関ドアのカバー工法施工
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LIXIL製品の『リシェント』というカバー工法によるリフォーム商品で取替施工を致しました。
玄関ドアのカバー工法とは、既存の枠を残したまま可動部分である障子を撤去し、既設枠の上に新しい枠を被せることで周囲の壁の解体を必要としない工法です。
建具枠も解体撤去するはつり工法とは違い、周囲の壁の補修を必要としないので、費用や工期を抑えることができます。 -
千本格子のデザインは残しつつ、よくある古さを感じる金属色のドアから、重厚感のある柿渋調のカラーが素敵な新しい玄関ドアへと生まれ変わりました。
当然、以前のドアで感じていた閉まりづらさもなく、ペアガラスを採用しているため断熱性能も段違いです。
カバー工法のデメリットとして下レールに段差ができてしまうという点がありますが、どうでしょうか。 -
段差緩衝材を使用していることもあり、殆ど段差がわからないくらいに収まっていますね。
このくらいなら出入りの際に躓く心配もないのでないでしょうか。
今回、ご依頼いただいた内容の一部しか写真を載せてはいませんが、このほかにもS様には内窓の設置前には窓廻りのクリーニングも施工させていただいていますし、内窓の取付により取り外すしかなくなってしまうブラインドやカーテンの新調取付のご依頼もいただきました。
これらの工事は内窓取付工事の際に無視できないことですので、是非とも内窓取付をご依頼の際には合わせてご相談を頂けたら幸いです。
2024年も省エネキャンペーンによる補助金事業がありますので、今回のキャンペーンでは思いとどまってしまった方も是非、次の機会にはご活用いただけたらと思います。
なお、2023キャンペーンでは反響の大きさにより商品納期が数か月かかるということがありましたので、予算額の上限に達する心配がないように、お早目のご相談をお待ちしております。
S様この度は誠にありがとうございました。